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Peopleアプリの連絡先へCSVファイルからインポート  (2017/03/02 update)

連絡先を管理するアプリとしてWindows 8以降のOSでは、Peopleアプリが標準で搭載されています。
デスクトップPCなどを利用している場合には、連絡先を管理するアプリは多く存在するので好みのものを選択し利用できます。
しかし、Windows 10 Mobileで利用できる連絡先アプリとなると、多くの方は「People」アプリに限定されてくると思われます。

Windows 10 Mobile用のアプリはまだまだ少ないという現状ですが、OSに標準搭載されているアプリを上手に活用すれば、ビジネスツールとして最低限利用できるようになります。
また、2016年に入りようやく複数の機種が登場するようになりました。利用するユーザーも徐々に増えてきているようですので、今後Peopleアプリを積極的に利用する機会も増えてくると思われます。

そのような状況を踏まえてPeopleアプリを実際に利用してみたところ、複数のデバイスで利用している場合には同期を行うことで連絡先データの管理が容易に行えました。
また、Bingマップ(マップアプリ)との連携もよく、連絡先に登録している住所をタップ(クリック)するだけで地図上に位置を表示できます。

メールやブラウザが利用できるデータ通信専用端末やモバイルルーターのように利用することで、なかなか便利な携帯端末として活用していくことが可能になります。

そこでこのTipsでは、Peopleアプリを便利に活用していくために、連絡先データの取り込み方法の1つであるCSVファイルのインポート方法について説明していきます。

fax

データの取り込み方法


Peopleアプリに他のアプリで管理していた連絡先データを取り込みたい場合には、いくつかの方法が存在します。
例えば、TwitterなどのSNSやGoogle連絡帳などのメージャーなアプリであれば直接取り込む(共有する)こともできるようです。
ここでは、マイナーなアプリも含めて大抵のアプリで出力(エクスポート)機能として実装されている、CSV形式のデータを取り込む方法について説明します。最も汎用的な取り込み方法です。

2017/03月現在、Peopleアプリで取り込めるCSVフォーマットは、下記のみです。その他のフォーマット形式は削除されています。
また、2016/03月時点で調査を行ったCSVファイルフォーマット仕様から変更されていますので、古いフォーマットで出力を行ったCSVファイルは注意が必要です。

  • Gmail
  • Outlook 2010, 2013, 2016
  • Yahoo!メール
  • Windows Liveメール

上記のように取り込めるCSVファイルのフォーマットが限定されているため、上記以外のアプリで出力したCSVファイルに関しては、何れかのフォーマット形式に変換する必要があります。
最も簡単な方法は、一旦上記の何れからのアプリやサービスにインポートし、再度そのアプリでエクスポートを行うとよいでしょう。

例)メールソフト「Thunderbirdのアドレス帳」をインポートしたい場合。
① Thuderbirdのアドレス帳をCSVファイルにエクスポートする。
② 上記①で出力したCSVファイルをOutlook 2016の連絡先にインポートする。
③ Outlook 2016の連絡先をCSVファイルでエクスポートする。
④ 上記③で出力したCSVファイルをOutlook.comのPeople(連絡先)でインポートする。

なお、CSVフォーマットが正しくない場合は、下記の様なエラーが表示されます。その場合は、上記の方法で変換して試して下さい。
「ファイルが空であるか、形式が正しくありません。別のファイルを選択してください。」

これまでの傾向から、Microsoftはインポートやフォーマット仕様をアナウンスなしに頻繁に変更する可能性があります。
そのため、インポート時にエラーが表示された場合は、CSVファイルのフォーマット形式の仕様変更等を疑ってみるとよいでしょう。

CSVデータ項目をPeopleアプリの連絡項目と適切にマッピング(割り当て)するには、Outlook形式に変換するのが最も確実な方法です。







Peopleアプリへインポート


以下の条件を満たしていることを前提とし、Peopleアプリへのインポート手順を説明します。
この例では、Outlook 2016で出力したCSVファイルを利用しています。Gmailのように他のアプリの場合は、置き換えて参考にして下さい。(Outlook形式を推奨する)
なお、Peopleアプリで直接インポートすることはできないため、Outlook.com経由でインポートを行います。Outlook.comへインポートを行ったデータは同期され、Peopleアプリからも同じデータが参照できるようになります。
通常は、初期設定で同期状態になっていると思います。同期されていない場合は、OSの設定で同期を有効にする必要があります。

    前提条件
  • Microsoftアカウントを取得していること
  • 仕様制限を満たしたCSVファイルの準備ができていること
  • 同期が有効になっていること


インポート手順


①WEBブラウザで、Outlook.comへログインする。




②左端の四角いボタンをクリックする。





③連絡先をクリックする。





④管理メニューで連絡先のインポートをクリックする。





⑤Outlook 2010, 2013, 2016をクリックする。





⑥インポートを行うCSVファイルを参照する。





⑦アップロードをクリックする。





⑧正常にインポートできたらキャンセルをクリックする。








Outlookへインポート


PeopleアプリのデータをMS Office Outlook 2016へインポートする場合も、Outlook.comの連絡先(People)経由で行います。

「Outlook.comの連絡先(People)からエクスポートしたCSVファイルを、MS Office Outlook 2016でインポートする。」

ただし、エクスポートを行ったCSVファイルをそのまま取り込もうとすると、インポート時にMS Office Outlook 2016の連絡先項目とマッピング(割り当て)を行う作業が発生します。(2017/03月時点)
インポートが一度だけの場合は我慢できるのですが、何度もインポートを行う必要がある場合は面倒な作業になります。
そのような場合は、エクスポートを行ったCSVファイルの先頭行(カラム項目名称ヘッダー)を以下のように書き換えると解決します。
※コピー&ペーストで以下の行と置き換えて下さい。


(2017/03/02)

    "名","ミドル ネーム","姓","肩書","敬称","ニックネーム","名前フリガナ","姓フリガナ","電子メール アドレス","電子メール 2 アドレス","電子メール 3 アドレス","自宅電話","自宅電話 2","会社電話","会社電話 2","携帯電話","自動車電話","その他の電話","通常の電話","ポケットベル","会社FAX","自宅FAX","その他のFAX","会社電話","コールバック","無線電話","テレックス","TTY/TDD","IMアドレス","役職","部署","会社名","事業所","マネージャー","秘書の氏名","秘書の電話","会社名フリガナ","番地 (会社)","市町村 (会社)","都道府県 (会社)","郵便番号 (会社)","国 (会社)/地域","番地 (自宅)","市町村 (自宅)","都道府県 (自宅)","郵便番号 (自宅)","国 (自宅)/地域","番地 (その他)","市町村 (その他)","都道府県 (その他)","郵便番号 (その他)","国 (その他)/地域","個人のWebページ","配偶者","子供","趣味","場所","Webページ","誕生日","記念日","メモ "



2017/03月時点でのMS Office Outlook 2016では、インポート対象CSVファイルの文字コードを「Shift-jis」に変換する必要があります。(文字化け防止のため)
エクスポートを行ったCSVファイルの文字コードは、「utf-8」であるため「Shift-jis」へ変換を行って下さい。
また、上記カラム名称や順番などは変更される可能性があるので注意して下さい。
変更されている場合は、各自で修正してご利用下さい。

なお、現時点でのカラム名称一覧を以下にまとめましたので、参考にして下さい。

Outlook.com連絡先(People)とMS Office Outlook 2016連絡先のカラム名称対応一覧(2017/03/02)








インポート手順


①Outlook 2016連絡先の「ファイルメニュー」から「開く/エクスポート」の「インポート/エクスポート」ボタンをクリックする。





②実行する処理で「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。





③インポートするファイルの種類で「テキストファイル(カンマ区切り)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。





④参照でインポートするファイルを選択し、任意のオプションを選択後「次へ」ボタンをクリックする。





⑤インポート先のフォルダで「連絡先」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。





⑥以下の処理を実行しますで「チェックがON」になっていることを確認し、「完了」ボタンをクリックする。
(フィールドの一致で各項目の対応状況を確認しておく。不一致の場合は手動で合わせる。)