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Windows10 1809の新機能とお勧めコンテンツ  (2018/12/21 new)

概要

今回のTipsでは、Windows 10 1809(October 2018 Update)で変更になった、Windows MRの新機能を中心に紹介します。

10月にリリースされた1809は、何かと問題が発生し提供が一時中断となっていましたが、11月中旬ごろからようやく再開されました。
ただし、この記事を執筆している時点でも、未だロールアウト対象となっていないデバイスも多いと思います。

筆者の環境では、手動で1809に更新して利用しています。

Insider Preview版ではなく、正式リリース版(1809)での実装状況について紹介します。





Windows10 1809




操作性の向上

今回の更新で最も恩恵を授かったのは、起動したVRコンテンツ内で、カメラ、ビデオ、懐中電灯(新機能)が利用できるようになったことです。

例えば、Google Earth VRをプレイ中のコンテンツ内で、プレイ中の動画撮影などが簡単にできるようになっています。
以前のバージョンでは、プレイ中の動画などを撮影したい場合、「Windowsロゴ + G」などを利用しデスクトップ上で操作を行う必要がありました。

また、懐中電灯を利用すると、ヘッドセットを装着した状態でも現実空間を視認できます。(後述)
これらの新しい機能は、ヘッドセットを装着した状態で、シームレスに操作できるとてもうれしい機能です。

操作方法は、アプリのプレイ中にコントローラーの「Windowsロゴ」ボタンを押します。
(以前のバージョンでは、この操作を行うとポータル空間へ遷移しました。)


赤枠内の左から、次の機能が割り当てられています。
ビデオ、カメラ、ホーム(ポータル空間へ移動)、オーディオ操作、懐中電灯





次の動画は、360°動画視聴中に上記ビデオ機能で撮影したサンプルです。(筆者の視聴中の視点移動で撮影されています)



撮影後の動画サイズは、2分47秒で161MB程ありました。この動画サイズを8MB程まで圧縮してアップロードしていますが、スマートフォンで視聴する場合は、通信容量に注意して下さい。




それから、ポータル空間で表示されるスタートメニューの中に、Google Earth VRなどSteam関連のアプリもデフォルトで表示されるようになりました。
Steam関連のアプリも直接起動できるようになっています。

ただし、筆者が何度か動作確認していて感じたことは、直接起動するよりSteam VRのポータルルーム経由で起動したほうが安定するようです。
もし、起動したコンテンツの動作が不安定、またおかしな挙動すると感じたら、Steam VRのポータルルームから起動を試してみましょう。









懐中電灯

上記「操作性の向上」で少し触れましたが、新機能として懐中電灯が利用できるようになりました。
これは、ヘッドセットを装着した状態でも、現実空間が視認できるようになる機能です。

Windows MRのヘッドセットには、2つのセンサーカメラが搭載されています。このセンサーカメラでユーザーの視点や移動距離などをトラッキングする方法が、Windows MRのインサイドアウト方式です。

懐中電灯では、この2つのセンサーカメラを利用しているようです。そのため、映像の鮮明さはありません。

しかし、どこに何があるか確認するには十分なので、次の動画のようにヘッドセットを装着した状態でもマグカップを簡単に手に取り、喉を潤すことも可能です。
(以前のバージョンでは、手探りで行うかヘッドセットを跳ね上げて確認していました。)

ビデオ機能で撮影しながら懐中電灯も同時に利用でき、操作性は良好です。


動画サイズは、約3.3MBまで圧縮していますが、スマートフォンで視聴する場合には通信容量に注意して下さい。



次のように、懐中電灯を利用しながらカメラ機能で撮影もできます。
(同時に利用する場合は、最初に懐中電灯を起動し、次にカメラを起動します。)









360°動画

新しいポータル空間には、マイクロソフトがセレクトした360°動画を視聴できるように、関連アプリがいくつか配置されています。
360°動画を体験したいユーザーにとっては、アプリや動画を探したりする手間を省けるので便利だと思います。

次の画像のどのアプリも、以前から公開されているものです。iOSやAndroid向けにリリースされているアプリも有るので、既に周知されているかもしれません。

未体験のユーザであれば、是非体験してみましょう。特に「Asteroids」は、高画質でクオリティの高い動画に仕上がっているのでお勧めです。

360°動画を視聴できるアプリの中では、JAUNT VRが操作性が良く、好みの動画も探しやすいと思います。
「YouTube VR」よりも操作性が各段に上で、未来的なUIに仕上がっています。
なお、JAUNT VRは、JAUNT社が開発しています。

操作している様子を動画にしたので参考にして下さい。



動画サイズは、約7.4MBまで圧縮していますが、スマートフォンで視聴する場合には通信容量に注意して下さい。









FREE THE NIGHT

新しいポータル空間には、360°動画以外にもマイクロソフトがセレクトしたアプリをいくつか配置しています。

ここでは、個人的にも気に入っている「FREE THE NIGHT」という幻想的なVRコンテンツを紹介します。

このコンテンツも、JAUNT社が制作しています。JAUNT社のコンテンツはクオリティが高く独創的で今後が楽しみです。

コンテンツをプレイしている様子を動画にしましたので参考にして下さい。



動画サイズは、約5.6MBまで圧縮していますが、スマートフォンで視聴する場合には通信容量に注意して下さい。