製品特徴 2024/10/09 Update
概要
Pubtraは、公共交通機関SFカード(Pasmo, Suica, Icoca...)の履歴データを蓄積管理するソフトウェアツールです。
Pasmo SF Managerの後継ツール(※5)となり、Pasmo以外の複数の公共交通機関SFカード履歴に対応できるようになりました。
また、従来はFelicaポート(※1)/PaSoRi(※2)などが接続されたパソコンのSFCard Viewer(※3)で読み込んだデータのみの管理でした。
しかし、基準(※4)を満たしたCSVフォーマットのファイルであれば、柔軟に読込み対応できるようになりました。
PasmoなどのICカードに記録されるSF残額履歴は最大20件です。継続して履歴データを管理するには、出力した複数ファイルのデータ管理を行う面倒な作業が必要になります。
Pubtraで蓄積したデータは、データベースで管理され、交通費や買い物などの条件で期間を指定して抽出を行うことができます。
また、毎月の交通費合計額推移をグラフィカルチャートとしてより視覚的に確認することができます。
毎月の交通費を経費として計上したい場合など便利に活用することが可能です。
データベース内に蓄積されたデータは、条件を指定して抽出し、CSVファイルとして出力するこができます。EXCELなどの表計算ソフトで自由に加工し、ご活用下さい。
さらにデータベースには、様々な分野で実績がありパブリックライセンスのSQLiteエンジンを採用しています。
面倒なデータベースシステムの構築を行う必要はありません。インストール後直ぐに利用することができます。
※1)Felica(フェリカ)は、ソニーが開発した非接触型ICカードの技術方式で、ソニーの登録商標です。
※2)PaSORi(パソリ)は、ソニーが製造・販売しているパソコン用の非接触型ICカードリーダー/ライターです。
※3)SFCard Viewer2は、パソコンでSF(ストアードフェア)機能カードの残高、利用履歴を最大20件まで表示することができるソフトウェアです。
SFCard Viewer2の最新版はVer2.6.5.0(2022/04/11更新)で、ソニーのサイトから無料でダウンロードし利用可能です。
※4)CSVフォーマットの基準
・対応文字コード(Shift-JIS, UTF-8, EUC-JP, ISO-2022-JP)
・区切り文字(カンマまたはタブ)
・データ開始行の直前に項目名称行が存在すること。
・CSV項目として、最低限「利用年月日及び残額」項目データが存在すること。
・利用年月日は、最低限「年月日」が判定できること。
(日付シリアルデータに変換可能であれば書式などは問わない。時刻が含まれていても問題ない)
※5)DBファイルはPasmo SF Managerと互換性があるため、Pasmo SF Managerで作成したDBファイルをそのまま利用できます。