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人類初の月面着陸を追体験するゲーム「Apollo 11 HD」  (2019/10/11 update)

概要

今回のTipsでは、人類初の月面着陸を成し遂げた「アポロ11号(Apollo 11)」をテーマにしているコンテンツを紹介します。

最近ゲームをする時間がとれなくコンテンツ紹介ができていませんでしたが、コンテンツだけどんどんストック(stock)されている状態です。 その中でも特に、宇宙関連のコンテンツを多く集めているので、その一つの紹介です。

このコンテンツはゲームというより、アポロ11号の偉業を追体験できる動画です。 以前に紹介した、「Holo Tour」と同様な教養コンテンツです。

当時の音声や映像などのアーカイブ(archive)を活用し、よりリアリティ(reality)を高めています。
そのため、事前にアポロ11号の歴史的背景などを知っていると、さらに楽しめると思います。

この記事内では、その歴史的背景についても簡単に記載しました。

地理や歴史、宇宙が好きなユーザーにお勧めします。








Apollo




Apollo 11について

このコンテンツには、「Apollo 11」と「Apollo 11 HD」の2種類が存在します。この記事で紹介するのは「Apollo 11 HD」です。

この2つのコンテンツは、どちらも同じ内容なのですが、HD版では主にCGのクオリティ(quality)が大きく改善されています。 両方同時に購入すると、それぞれが50% OFFになります。「Apollo 11 HD」の単品価格に、プラス約40円するだけで両方ダウンロードできるようになります。(セールで購入するとさらにお得です)

VRやCGの開発を行っているまたは興味があるユーザーは、両方購入して比較してみましょう。CGのクオリティによる没入感の違いを楽しめると思います。



なお、このコンテンツは日本語に対応していません。全て英語のみです。ただし、英語字幕が表示できるので、リスニングが苦手な方でも意味は理解できると思います。 難しい英文ではないので、英語学習コンテンツとしても活用できると思います。

宇宙や歴史に興味があれば、CGだけでも楽しめます。

概要で説明しましたが、このコンテンツはアポロ11号の偉業を追体験できるコンテンツです。
大きく分類すると、打ち上げから地球に帰還するまでの、次のような場面を経過時間とともに追体験できます。

  • ケネディ大統領の演説(アポロ11号を月面着陸させることになった経緯)
  • ケネディ宇宙センターからの打ち上げ
  • 宇宙を飛行するアポロ11号から眺める地球(宇宙船のロケットからの切り離しなど)
  • 月に近づくアポロ11号(月軌道上)
  • 司令船から切り離された着陸船「イーグル」での月面着陸(静かの海)
  • 月面での活動(月面への最初の一歩)
  • 地球への帰還(大気圏に突入しパラシュートが開くまで)









アポロ計画

アポロ11号を打ち上げた時代の歴史的背景や、宇宙飛行士について紹介します。事前に知識を得ることで、VR体験がより楽しくなります。

1.歴史的背景

ここで説明する内容のいくつかは、コンテンツ内の冒頭でも表示されるので、英語がわからない方は参考にして下さい。 簡単な年表形式で説明します。

  • 1957年: ロシア(旧ソ連)がスプートニク1号(Sputnik 1)を、人類初の人工衛星として宇宙に打ち上げる。
  • 1961年: ロシアのガガーリン(Yuri Gagarin)が、人類初の宇宙飛行を行う。(「地球は青かった」の名言で知られているあの人)
  • 1957~1961年: アメリカはこの5年間、ロシアに宇宙開発競争で1歩遅れを取っていた。
  • 1962年: アメリカのケネディ(John F. Kennedy)大統領が、これまでの遅れを取り戻すために、月面に人類を着陸させることを国民に発表する。(暗殺されたことで有名なあの人)
  • 1965年: ロシアのアレクセイ・レオーノフ(Alexei Leonov)が人類初の宇宙遊泳を約10分間行う。(2019/10/11日 死去 85歳)
  • 1966年: アポロ1A~3号が弾道飛行と地球周回飛行を行う。
  • 1967年: アポロ1号が発射の予行練習中に発火し、宇宙飛行士3名が死亡。(同年アポロ4号が地球周回飛行に成功)
  • 1968年: アポロ5~8号が地球周回または月周回を行う。(アポロ8号が人類初の月周回に成功)
  • 1969年7月: アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させる。(同年アポロ9、10号が地球周回と月周回飛行の予行演習を行っている)
  • 1969年11月: アポロ12号が2度目の月面着陸に成功。
  • 1970年: アポロ13号が月軌道上で事故。(月面着陸は断念したが無事に地球に帰還)
  • 1971~1972年: アポロ14~17号が月面着陸成功。(17号が最後の月面着陸となる)

アポロ計画に関する様々な画像や動画は、NASAのサイトで確認できます。アポロ11号関連

この当時、アメリカとロシア(旧ソ連)は冷戦状態にありました。宇宙空間に到達する能力を誇示することで、軍事力(国力)をアピールすることが、当時の宇宙開発競争の一つの目的でした。
この競争で1歩遅れをとっていたアメリカは、その屈辱に耐え難く、それらの背景で誕生したのがアポロ計画(60年代中に人類を月面に着陸させ、地球に帰還させる)です。

公約通りアポロ計画を実現させるために、1968、1969年の2年間でアポロ5号から12号までの8台を打ち上げています。(ケネディ大統領の意志の強さを感じます)



2.宇宙飛行士

アポロ11号に搭乗した3人の宇宙飛行士を紹介します。

  • アームストロング(Neil Alden Armstrong): アポロ11号の船長。月面に降り立った最初の人物。
  • コリンズ(Michael Collins): アポロ11号の司令船コロンビアの操縦士。地球に帰還できるようにアームストロングとオルドリンが戻るまで月周回軌道上で飛行待機。
  • オルドリン(Buzz Aldrin): アポロ11号の月着陸船イーグルの操縦士。月面に降り立った2人目の人物。

左からアームストロング、コリンズ、オルドリン(画像元はNASA gallery)








基本的な操作方法

このコンテンツは起動時のローディングに時間がかかる場合があります。Steam VRのポータルルームから起動すると短縮できるかもしれません。

コンテンツは、次の2種類のモードから選択できます。

  • Cinematic: 映像を鑑賞するモード。コントローラーで操作することはほとんどなく、リラックスして鑑賞できます。(最初はこちらを推奨)
  • Interactive: Cinematicモードとほぼ同じですが、宇宙船のドッキングなどいくつかの場面をコントローラーで操作できるようになります。




1.オプション設定

字幕を表示させたい場合は、「Subtitles」をOnに設定します。

2.Cinematic

ケネディ大統領の演説場面では、タッチパッドで映写機とテレビに視点を変更させることができます。

3.Interactive

好みのコントローラーを選択し、操作方法はガイダンスに従います。
かなり難易度が高く、慎重かつ丁寧に、そして根気よく集中することが要求されます。失敗すると、攻略のヒントが表示されるので参考にし再度挑戦しましょう。

ドッキングを成功させた時の動画

4.共通操作

メニューボタンを押すことで、モードの切り替えや次の場面へスキップできるオプション画面を表示できます。

5.Extras(おまけ)

司令船「コロンビア」と月着陸船「イーグル」のコックピット(cockpit)を探検できます。









まとめ

2019年7月は、人類が月面着陸を達成してから50周年を迎えたことになります。
宇宙が好きな方は、この機会に是非体験してみて下さい。

また、VRと教養コンテンツの相性がとても良いことを確認できると思います。
このようなコンテンツは、これからもっと増えることを期待したいところです。

月面上に地球外生命体の痕跡がないか探してみたのですが、発見することはできませんでした。NASAよ、隠蔽したのか・・・。






更新履歴

2019.10.11

 
  • アポロ計画の歴史年表に人類初の宇宙遊泳を追加

2019.10.05

 
  • 新規追加